「了解です」の一言で、空気は凍る
若手の頃の僕は、まさに「チャット=LINEの延長」だと思っていました。上司から指示が来れば「了解です!」とスタンプ付きで即レス。自分では『素早く反応できて優秀な若手』を演じているつもりでした。しかし、ある日、温厚だった部長から呼び出しを食らい、「君、もう少し言葉を選べないのか?」と冷たく言われたんです。当時は何が悪いのか全く分かりませんでした。今なら分かります。あの時の僕の返信は、上司にとって「上から目線」に聞こえていたんです。
なぜ「了解」は地雷なのか?
「了解」という言葉は、本来対等、あるいは目下に対して使う表現です。それを目上の人や取引先に使うと、「承知しました(あなたの言うことを理解しました)」というより、「分かったよ」というニュアンスで伝わってしまう。特にSlackなどのチャットツールは、テキストだけのやり取りだからこそ、感情の機微が伝わりにくいんです。この「了解」問題で信頼を失う前に、大人としてスマートな返し方を身につけましょう。
明日から使える!「了解」の代わりになる神フレーズ
では、どう返せば角が立たず、むしろ信頼が増すのか。僕が板挟みの管理職として学んだ「最強の言い換え」を紹介します。
- 承知いたしました。(基本にして最強。迷ったらこれ一択です)
- かしこまりました。(より丁寧で、相手への敬意が伝わります)
- 承知いたしました。さっそく取り掛かります。(ただ受け止めるだけでなく、次のアクションを添えることで安心感を与えます)
- ご教示いただきありがとうございます。承知いたしました。(感謝をプラスすると、Slackの冷たい印象がガラッと変わります)
特に、「質問です」の一言で上司が凍りつく…?Slackで信頼を損なわない、大人のスマートな聞き方でもお伝えした通り、チャットは「言葉のクッション」が命。一言添えるだけで、相手の受け取り方は劇的に変わるんです。
チャットは「相手の時間を奪わない」が基本
「了解」だけ送って終わらせるのではなく、相手が次に何を知りたいかを先回りして答えるのが、一流の仕事術です。例えば、「来週の会議資料、作っておいて」と言われたら、「承知いたしました。〇曜日の午前中までにドラフトを共有します」と返す。これだけで、上司は「わざわざ進捗を確認する手間」が省けますよね。
もし、指示の内容が少し不明瞭で迷ったときは、「相談いいですか?」で上司が激怒!角を立てずに相手の時間を奪わない『大人の言い換え術』を参考に、相手の時間を奪わない相談の仕方を意識してみてください。勢いで返信する前に、一呼吸おくのが「大人の余裕」です。
まとめ:チャットこそ丁寧すぎるくらいで丁度いい
「たかがチャット」と思っていると、僕のように痛い目を見ます(苦笑)。特に、若手の頃の僕のように「即レス=正義」と勘違いしている人は要注意。「了解」と送る前に、一度だけ指を止めて「承知いたしました」と打ち直してみてください。その数秒の気遣いが、あなたの評価を大きく変えるはずです。一緒に、板挟みもスマートに乗り越えていきましょうね。
