「所感をお聞かせください」で上司が凍りついた…あの時の冷や汗
みなさん、こんにちは。日々、上司の機嫌を伺いながら部下のフォローに走り回る、悲しき中間管理職の営業マンです。突然ですが、「所感」という言葉、みなさんはどんなシーンで使っていますか?
実は私、新人の頃にこれを連発して、当時の課長を激怒させた苦い過去があるんです。「この資料について、所感をお聞かせください!」と自信満々にメールを送ったところ、返ってきたのは課長からの冷たい視線。「所感?お前の感想文を聞いてどうなるんだ。そんなことより、判断の根拠となるデータはどうなってる?」と、見事に論破されてしまいました。当時は「え、意見を聞いたのになぜ怒られるの?」とポカーンとしていましたが、今ならわかります。あの頃の私は、上司の時間を奪うだけの「丸投げ」をしていただけだったんです。
「所感」という言葉がなぜ地雷になるのか
なぜ「所感を聞く」ことが角を立てるのでしょうか。それは、相手にとって「漠然とした問いかけ」だからです。「所感」という言葉には、相手に対して「思考の整理を全部やらせる」というニュアンスが含まれてしまうことがあります。特に忙しい上司にとって、目的の不明確な「所感」は、ただの「負担」でしかありません。
若手時代、私は「期限延長してください!」で取引先を激怒させた僕へ。角を立てずに納期調整を相談する『大人の言い換え術』のように、相手の立場を考えずに自分の都合で言葉を選んでいました。今振り返ると、本当に穴があったら入りたいですね……。
相手を動かす「大人の言い換え」フレーズ
では、どう言えばよかったのか。ポイントは「所感」という抽象的な言葉を避け、「相手の思考を具体的な方向に導く」ことです。
- 「所感をお聞かせください」 → 「この方針案について、懸念点や修正すべき箇所はございますか?」
- 「感想をください」 → 「こちらのデータについて、○○様のご見解を伺えますでしょうか?」
- 「どう思いますか?」 → 「本件について、意思決定に必要な視点が欠けていないか確認したく、お知恵を拝借できますか?」
このように、相手がどこに注目して答えるべきかを明確にすることで、相手はストレスなく回答できます。これも一種の「相談ベースで!」の一言で上司が激怒?角を立てず、相手の協力を引き出す『大人の言い換え術』と同じで、相手の時間を尊重する姿勢を示すことが大切なんです。
板挟みの30代だからこそできる「スマートな聞き方」
中間管理職となった今、私は部下から「所感はどうですか?」と聞かれるたびに、当時の自分の愚かさを思い出して苦笑いしています。でも、部下には同じ失敗をしてほしくない。だからこそ、「具体的にどこを迷っているの?」と返して、思考の解像度を上げる手伝いをしています。
相手に何かを求めるときは、常に「相手が答えやすい問いになっているか」を自問自答してみてください。言葉一つで、仕事の進み方は劇的に変わります。角を立てず、かつ自分の欲しい情報をスマートに引き出す。それが、私たち30代が身につけるべき大人の処世術です。
……なんて偉そうなことを言いつつ、私もたまにSlackの誤爆で冷や汗をかくことはありますけどね(苦笑)。明日もまた、丁寧に言葉を選んでいきましょう。
